
ERP(基幹業務システム)は、会計・販売・在庫・生産・人事など、企業の基幹業務を一元管理できるシステムです。
業務の効率化やデータの一元化、経営判断の迅速化を実現できることから、多くの企業で導入が進んでいます。
しかし、ERPにはさまざまな製品があり、搭載機能や料金、対応する業種・企業規模はそれぞれ異なります。
今回はそんなERP(基幹業務システム)ツール5選をご紹介していきます。
▶️ERPとは?基幹システムとの違いや機能・導入メリットをわかりやすく解説!

目 次
1. ERP(基幹業務システム)とは
2. ERP(基幹業務システム)が必要とされる理由
3. ERP(基幹業務システム)の主な機能
4. おすすめERP(基幹業務システム)5選
・ZAC
・Oracle NetSuite
・SAP S/4HANA
・Microsoft Dynamics 365 Business Central
・OBIC7
5. ERP(基幹業務システム)の料金相場
6. ERP(基幹業務システム)の選び方
7. まとめ
1. ERP(基幹業務システム)とは
ERP(Enterprise Resource Planning)とは、企業の経営資源である「ヒト・モノ・カネ・情報」を一元管理するための基幹業務システムです。
従来は、会計・販売・在庫・人事などを個別のシステムで管理する企業が多く見られました。
しかし、複数のシステムを利用すると、データの重複入力や情報共有の遅れ、管理コストの増加などの課題が発生します。
そこで、ERPを導入することで、各部門のデータをリアルタイムで共有できるようになり、業務効率の向上や経営判断のスピードアップにつながります。
近年では、クラウド型ERPの普及により、中小企業でも導入しやすくなっています。
2. ERP(基幹業務システム)が必要とされる理由
近年、多くの企業でERPの導入が進んでいる背景には、業務の複雑化やDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進があります。
例えば、営業部門が受注した情報を販売管理・在庫管理・会計システムへ手作業で入力している場合、入力ミスや二重入力が発生しやすくなります。
しかし、ERPで業務データを一元管理することで、各部門が同じ情報をリアルタイムで共有でき、業務の効率化や生産性向上を実現できます。
また、経営者は最新の売上や利益、在庫状況などをリアルタイムで確認できるため、迅速な経営判断にも役立ちます。
3. ERP(基幹業務システム)の主な機能
ERPには、以下のような機能が搭載されています。
- 会計・財務管理
- 販売管理
- 購買管理
- 在庫管理
- 生産管理
- 人事・給与管理
- 勤怠管理
- プロジェクト管理
- 経営分析・BI機能
- ワークフロー管理
導入するERPによって利用できる機能は異なるため、自社に必要な機能を事前に整理しておくことが重要です。
5. おすすめERP(基幹業務システム)5選
ZAC
特徴
プロジェクト型ビジネス向けのクラウドERPです。
案件・工数・原価・請求・会計まで一元管理でき、IT企業や広告代理店、制作会社などで多く導入されています。
料金
要問い合わせ
おすすめ企業
- IT企業
- Web制作会社
- コンサルティング会社
- プロジェクト単位で業務管理したい企業
▶️クラウドERP「ZAC」とは?価格・機能や注意点を分かりやすく解説!
Oracle NetSuite
特徴
世界中で利用されているクラウドERPです。
会計・販売・在庫・CRMなど幅広い業務を統合でき、海外拠点にも対応しています。
料金
要問い合わせ
おすすめ企業
- 中堅企業
- 大企業
- グローバル展開している企業
SAP S/4HANA
特徴
SAPが提供する大企業向けERPです。高度な分析機能やリアルタイム処理に対応し、多国籍企業でも数多く採用されています。
料金
要問い合わせ
おすすめ企業
- 大企業
- 製造業
- グローバル企業
Microsoft Dynamics 365 Business Central
特徴
Microsoft製品との連携に優れたクラウドERPです。
ExcelやTeams、Power BIとの連携がスムーズで、中小企業から中堅企業まで幅広く利用されています。
料金
月額ライセンス制
おすすめ企業
- Microsoft 365利用企業
- 中小企業
- 中堅企業
OBIC7
特徴
会計・販売・人事・給与・生産管理などを統合できる国産ERPです。
日本企業向けに最適化されており、多くの中堅企業で導入されています。
料金
要問い合わせ
おすすめ企業
- 中堅企業
- 国内企業
- 製造業
- 卸売業
5. ERP(基幹業務システム)の料金相場
ERPの料金は、導入形態や企業規模によって大きく異なります。
また、導入支援費用やカスタマイズ費用、保守・運用費用が別途発生する場合があります。

クラウド型ERP
クラウド型ERPは、ベンダーが提供するシステムをインターネット経由で利用するサービスです。
メリット
- 初期費用を抑えられる
- 短期間で導入できる
- 保守やアップデートをベンダーに任せられる
- インターネット環境があればどこからでも利用可能
デメリット
- カスタマイズの自由度が低い場合がある
- ランニングコスト(月額・年額)が継続的に発生する
オンプレミス型ERP
オンプレミス型ERPは、自社内のサーバーにシステムを構築して運用する形態です。
メリット
- 自社の業務に合わせて柔軟にカスタマイズできる
- セキュリティポリシーを自社で細かく管理できる
- 他システムとの連携や独自開発がしやすい
デメリット
- 初期費用が高額になりやすい
- 導入までに時間がかかる
- 保守・運用やアップデートを自社で行う必要がある
6. ERP(基幹業務システム)の選び方
・必要な機能が搭載されているか
会計だけでなく、販売管理や在庫管理、人事管理など、自社で必要な機能を備えているか確認しましょう。
・業種・企業規模に合っているか
製造業向けやプロジェクト管理向けなど、ERPには得意分野があります。自社の業種に適した製品を選ぶことが重要です。
・クラウド型かオンプレミス型か
運用コストや導入スピードを重視するならクラウド型、柔軟なカスタマイズを重視するならオンプレミス型がおすすめです。
・他システムと連携できるか
CRMやSFA、会計ソフトなど、現在利用しているシステムとの連携性も確認しましょう。
・サポート体制が充実しているか
ERPは長期間利用するシステムです。導入支援や運用サポートが充実しているベンダーを選ぶと安心です。
7. まとめ
ERP(基幹業務システム)は、企業の基幹業務を一元管理し、業務効率化や情報共有、経営判断の迅速化を実現できるシステムです。
今回紹介した5つのERPは、それぞれ特徴や得意分野が異なります。
プロジェクト管理に強い「ZAC」、グローバル対応の「Oracle NetSuite」「SAP S/4HANA」、Microsoft製品との連携に優れた「Microsoft Dynamics 365 Business Central」、国内企業向けの「OBIC7」など、自社の業種や課題に応じて最適な製品を選びましょう。
また、導入目的や必要な機能、予算を整理したうえで比較・検討することで、自社に最適なERPを導入し、業務効率化やDX推進につなげることができます。
弊社はマーケティング、営業、セキュリティなど、あらゆる領域を網羅し、包括的にご支援いたします。
ERP(基幹業務システム)についてより詳しい情報を知りたいという方はお気軽にご相談ください。
